今日は肘のスポーツ障害、野球肘の内側型、後方型の文献について読みました。
今世間ではダルビッシュ投手が肘の内側靭帯損傷(UCL)で騒がれていますが、あれだけ綺麗な投球フォームでも中4日のスケジュールや機械的損傷や器質的変化により肘を痛めてしまうということは小中高生など成長期の子供にはものすごい負担が肘に掛かっていると思われます。
練習での投球数や投げ方の質、試合数(ダブルヘッター)など理解されてない指導者により
肘、肩を痛めてしまうケースは多々あると思います。
試合の勝ち負けにこだわるのなら良いプレーができるよう指導者も選手の予防にも目を向けるべきだと思います。
2015年04月28日(火)
先日神戸の東灘区のしょうせい鍼灸整骨院(medical innovation)にて「野球肘について」勉強会に行ってきました。
(講師 春名 亮輔氏)
治療についてもそうですが発生に対していかにアプローチしていくか(内容は言えませんが)
というところで考えさせられるところでした。
自分自身で考え色々なことにアプローチして行こうと思います。
先日は お疲れ様でした。
2015年04月15日(水)
旭区の良治整骨院です。
今日は野球肘、について文献を読んでいました。
人によっては骨の形もそれぞれであり、内側上顆の形も人によりすべて同じではありません。
この形状により内側への負担がそれぞれ変化し、肘の外反による弛緩性が増す、タイプがあるとの事でした。
画像が超音波画像なので少しわかりにくいですが興味のある文献でした。
2015年04月09日(木)
足関節の捻挫を繰り返すことにより足首の靭帯が緩くなり不安定性が生じます。
これにより股関節、膝関節、足関節のアライメントが悪くなり、また筋力の低下なども重なり、距腿関節などでインピンジメント(衝突)が起き、浮腫や皮下出血、痛みなどが出てきます。
下肢の筋力を鍛えるのはもちろんですが足指やリスフラン関節、ショパール関節、脛骨とのアライメントなどにも注意が必要です。
捻挫を繰り返すと足部の機能が低下するだけでなく神経系の伝達なども低下をきたしますので、アスリートの方は足部の使い方など特殊な訓練が必要になってきます。
痛みが取れただけでは足部機能は改善しませんのでしっかりリハビリを受け指示に従うことで良いパフォーマンスが得られると思います。
2015年04月03日(金)
スポーツではよくみられる外傷で、バレー、野球、バスケなどジャンプ動作やスライディング、ラグビー、アメフトなどでは相手の荷重が足部へ掛かり骨折なども多くみられます。
小児などの成長期では剥離骨折などよく見受けられ、突き指などと同じく見逃されるケースもあります。
靭帯が伸ばされる外傷が多く、前距腓靭帯、踵腓靭帯、後距腓靭帯が主に外側の靭帯で前距腓靭帯が1番損傷が多い靭帯、外側には二分靭帯、第五中足骨基底部骨折、腓骨筋腱、外果骨折なども注意して診なければなりません。
内側では三角靭帯(前脛距靭帯、脛踵靭帯、脛舟靭帯、後脛距靭帯)があり内果の骨折あるいは前脛腓靭帯なども同時に損傷すると外果、内果、距腿関節の骨折など重傷になる率が高くなります。
軽い捻挫でも1度伸びた靭帯は張力を失うため元には戻らない為、放置するとパフォーマンスの低下などに陥る為、早期に受診し、足部機能を低下させないようリハビリをしっかりしましょう。
2015年04月02日(木)
今回はご年配の方ですが70歳代の女性で体操教室にてストレッチをした際に受傷した気がすると来院日が経つにつれ痛みが増してきたとのこと
受傷4日後に来院したため歩行時に微細な断裂が酷くなり、足部をかばうため足関節周りも浮腫みが出ている状態でした。
マイクロカレント、アイシング、ヒールパッド処方下腿から足関節へテーピングで軽く圧迫し自宅では足指の運動をしてもらうように指示しました。
来院から3日、歩行時の痛みも軽減したのでヒールパッドを取りテーピングのみでほぼ痛みは取れました
痛みや違和感がある場合は治りが長引かないように当日、もしくは翌日には来院するようにしてください。
2015年04月02日(木)
前回に続き当院でサポートしている小室 夏生ちゃん
大阪府ジュニア水泳大会で3位入賞しました。
最近では体幹、特に背部の緊張が強く目立つ他、緊張の為、肩甲帯の可動も低下するため肩甲帯のEX、ストレッチを入念にコンディション作りをしています。
まだまだ小学生なので筋肉も発達してい無いのですが成長期の為、あまり筋肉が付きすぎてもパフォーマンスが低下するので難しいところです。
2015年02月05日(木)
新年明けてから初めての投稿です。
当院で診させて頂いていた小4の女の子(なっちゃん)が新年フェスティバル水泳大会で見事入賞し、銀メダルを獲得しました。
当初は膝の痛みオスグッドになっていました。
原因は過度な筋トレで大腿四頭筋に痛みがあり、炎症を起こしているにもかかわらず繰り返して筋トレをつずけた為、筋のタイトが現れ、オスグッドへ移行した感じです。
平泳ぎのキックの際に、膝の伸展時に痛みがあり、平泳ぎと四頭筋への負荷が掛かる運動は避け、微弱電流、超音波治療で痛みが取れてきたころにCKCからのトレーニングへ
結果、たまに痛みはあったものの、現在は痛みなしで大会にも参加できています。
これからはもっと大きな大会で結果が出せるようにサポートしていきます。
似たような症状がある方は当院へお越しください!
2015年01月20日(火)
バレーでの試合中に、ボールを取りに行った際に、床から跳ね返ったボールで指を突いてPIP関節脱臼された。
救急で病院へ行き整復後、固定され二日後に来院されるのだが、整復できなかったのは残念
腫脹や皮下出血、患部の圧痛、運動時痛は著名でありオルフィットで固定し現在、経過観察中!
脱臼後は靭帯や軟部組織の修復期間があるので固定期間が必要になります。
脱臼が治ったからと言ってむやみに動かしたり放置すると、修復されなっかたり、治癒期間が長くなったりします。
また関節に弛緩性が残り、さらに脱臼しやすくなるので気を付けましょう。
2014年11月19日(水)
「足趾の突き指」
指でもいえることですが程度がキツイ場合には腱断裂、や剥離骨折してる場合があります。
この女子は程度が軽かった為、テーピングのみで固定し微弱電流、超音波治療などで翌日には痛みが半分ほど
下がりました。
キックベースをしているので1日も早く治癒するようにリハしていきます。
2014年11月01日(土)
ラグビーでの第五中足骨疲労骨折、この患者様は左右両側疲労骨折を起こしていました。
患側をかばい無理してプレーしていた為、健側にも疲労骨折が!
凹足にハンマートゥ、後方からのANKLEのアライメントも回外し良くありませんでした。
小足指側に負担が掛かりやすくなるので、よくありません。
大腿部や下腿部の筋のTIGHTが見られ、地面からの衝撃も吸収しにくくなっているのも原因の1つと思われます。
アライメント調整、を行い、超音波、微弱電流を施し、足底板とテーピングでアライメントの調整をしました。
翌日プレー中の痛みはさほど出ることなくプレー出来たとのこと!
体の異変、痛みや違和感に気が付いた場合は、早く診てもらう方が症状も軽く、早く改善されます。
体の危険信号を見落とさないように注意してください
高校3年生で最後の大会ということ良いコンディションで試合に挑んでください
2014年10月29日(水)
僕自身も少年から野球をしていましたが特に肩や肘を痛めたことは有りませんでした、いや気ずいて無かった、自覚が無かったと言う方が正しいでしょう。
過去を振り返ると、自分の投球フォーム、むちゃくちゃでしたね 笑
とにかく腕を早く振れば早く投げれると思ってました!
「お前球、早いなー」などと言われると調子にのってバンバン手を振り投げていました。
自分は打順は2番でショートでしたが100本ノックや、水分補給は無し、エラーすると監督の所へ走っていきシバかれます(笑)
試合で負けた後の、ノックバットでのケッパンの痛みは今でも思い出すとケツがムズムズします。
少年野球~高校野球では技術指導はあっても投球フォームなどの指導、1日の投球数、体のバランスなどの指導はある所はあるでしょうが、スポーツ医学や解剖学的な視点から見ると誤った指導も見受けられます。
自分も少年時代に投げ方など教わりもしなった。
バッティングに関しては多少ありましたが、余計に打てなくなりました(笑)
痛めても気合と根性が足らんからや!という時代でした。
成長期の子供は骨が完全に出来上がっていないため関節付近の痛みが出やすいため痛みや違和感がある時には、早期に受診するように心がけてください。
放っておくと治癒が遅れたり、これからの野球生活に支障をきたします。
今この一時より、先の野球人生の方が長いため、継続していけるように体と心のケアを忘れないようにしてください!
2014年08月22日(金)
野球やバレーなど、オーバースロー動作が入るスポーツでは肩の痛みを訴える選手が多くいます。
その中で「SLAP LESSION」スラップ損傷があります。
徒手検査での診断は難しいですが肩の前方での痛みがある方、投球動作ではコッキング後期~アクセラレーショ期での損傷が多いと言われています。
痛みのある方は自己判断せずに当院へ受診してください!
2014年05月09日(金)
30代 女性で左肩外側へしびれがあり、頸椎X-pでの結果、頸椎5-6間の狭小化
当院でコンビネーション治療など施しましたが、胸郭出口症候群の疑いもありアプローチしたところシビレが軽減されました!
決して医師の判断が100%正しいわけではないですね。
2014年04月25日(金)
腰の痛みを抱えている人はとても多く、年齢層も幅がとても広い。
小中学生でもスポーツをしている子供たちの中でも痛みを訴えることも少なくない。
そこで見逃されやすいのが腰椎分離症です。
レントゲンではわかりにくいことも多いため、CTやMRIではっきりとした診断がでるので、レントゲンだけではなくMRIなどの設備がある病院で撮ってもらうようにしましょう。
当院ではスポーツ整形などに紹介状を作成し受診してもらってます。
小学生などで分離症が発生し、放置しているとヒビのような状態から徐々に分離し骨と骨が離れ(骨折みたいなもです)ていきます。
放っておくと小学生、中学生、高校生と時間をかけて酷くなり、偽関節(骨が付かなくなった状態)になってしまします。
こうなると運動中に痛みが出たり、パフォーマンスが低下しいい結果が出せなくなってしまいます。
腰などに違和感がある場合は早い目の受診をお勧めします。
2014年04月07日(月)