スポーツ部位別-上半身-

コンタクトスポーツや柔道・格闘技などの障害が多く骨折・脱臼などもよく見られる部位で
筋、腱、靭帯の損傷も多く脳への血管や呼吸なども司る神経、上肢を支配する神経も通っています。
ラグビーでは腕、背部などにシビレが出るなどバーナー症候群が有名です。

体の中で動く範囲が広い関節であり、野球、バレー、水泳などで障害が多く、治療期間がかかるため、早い受診をおすすめします。放置すると後々痛みが引かない、スポーツ後に痛みが出やすくなるなど治療期間が長く掛かってしまいます。

肘の障害では野球肘がよく見られますが、バレーやテニスなど投げる様な動作や打つ動作のスポーツに多く見られます。肘の障害では骨が完全に成長していない小中高生よく発生しやすい部位で放置しておくと
スポーツ自体を諦めなければいけないケースも多々ありますので早い段階での受診をお勧めします。 転倒による骨折、脱臼なども多い症例です。

手首の障害では骨折や靭帯損傷も多く、細い棒のような物を持つ点、ゴルフや野球でグリップエンドが直接当たり、骨折するケースや転倒などケガをする場合が多いです。

球技のスポーツによく見られ、ボールを取るときやバレーのようにブロックする際に靭帯損傷などがよく見られます。剥離骨折や脱臼と骨折を併発するケースもあり、この場合は後遺症が残るケースもあります。